対象定格発電量 10kw未満
SOLOR PANEL for Ordinary housing
INSTRUCTION with DRONE
赤外線カメラ搭載ドローンを活用した点検が最適です
経年劣化は火災事故要因の1つです

発電設備として太陽光発電には安全装置があります。
しかし、安全装置自体も劣化します。
また、初期の物は発火の要素が潰し込めていない製品もあります。
定期的な点検は、防火対策として必要で、法整備も進められています。
参考文献
異常はないから点検不要

全ての発電設備の定期点検は、法令で義務化されており、太陽光発電も含まれます。
しかし、住宅用設備の点検頻度は、 「 推奨 」 とされており、強制ではありません。
ところが、設置から年数が経過すると、設備の各所で劣化は確実に進行しています。
発電量が年々減って、特に今年は少ない
と感じているなら、既に何かの異常が始まっているかもしれません。
ドローン+赤外線カメラは太陽光発電点検に最適
メリット1 屋根には登らない

瓦もそうですが、太陽光パネル本来、人の重さには耐えれません。特に屋根全面パネルのタイプは登っての検査が不可能です。
2F以上の屋根は地上から6.75m以上の高さが殆どで、屋根上作業にはフルハーネスによる安全対策が義務付けられています。落下事故が多い証拠です。
一般的な住宅用太陽光発電設備は屋根上の点検作業を行わず、地上の電気設備のみの点検しか行いません。
課題の解決
ドローン点検は地上に居ながら屋根の太陽光パネルを、目視するのと同レベルの超高解像度 8K の写真撮影が出来ます。更に、30万画素の赤外線画像も同時に撮影でき、僅かな異常も見逃しません。
撮影画像は、解析用のPCを用いて表面の細かな傷や割れなどの変化や、赤外線専用解析ソフトでパネル1枚1枚の温度の変化を分析し、撮影時には気づかなかった変化の兆候も洗い出します。
メリット2 赤外線画像


デジタル写真は沢山の点の集まりです。赤外線カメラは、その1点1点に物体が放射する熱の情報を、記録しています。
通常の写真では変化の兆候がない画像でも、赤外線で撮影すると周囲の温度とは違う場所が抽出されます。
温度が変化する要因を調査し、温度変化の要素がない場所での急激な温度変化はパネル内部に異常がある証拠として可視化できます。
メリット3 自由な撮影ポイント



屋根の形状は様々です。
太陽光パネルの設置状況も様々で、日本の住宅事情は周囲のスペースも限られています。
写真を用いた点検の精度は撮影した写真の出来栄えが最も重要。高所作業車やハシゴを使った人の撮影では移動できる範囲が限られ、写真の出来栄えが安定せず、点検精度を下げる要因です。
課題の解決
ドローンで空から撮影すれば、撮影位置の制限がありません。
常に最適な位置での撮影が、高品質の写真を可能にすることで、点検の精度も上がります。
メリット4 外部モニター見れる

ドローンのコントローラーはカメラの映像が送ら、常時画像の状態を確認しながら点検写真を撮影します。
パイロットの手元のなので、お客様からは確認しづらい状況です。。
一緒にご覧いただき、特に問題が出ている場所はどれくらいの状態なのか、ご確認ただければその後の処置の必要性も御理解いただけるのではと、弊社は考えました。
そこで、外部のモニターに画像出力ができる送信機を準備し、お客様にいつでもドローンから送られてくる映像をご覧いただくように、機器を揃えました。一緒にご覧いただくことで、後に提出される分析資料の内容も、より詳しくご理解いただけると考えております。

メリット5 交通規制が不要
ご自宅の周囲の道路を交通規制するのは、トラブルを引き起こす元です。
かなりのデメリットがあることはご理解いただけるでしょう

2階以上の屋根の点検には、作業者の安全を確保する上でも、高所作業車が必要です。
周囲の道路を一時的に専有する状況は、当然警察署や役所に申請し、許可も必要です。
また、時間帯によっては周囲の住民の負担にもなってしまいます。
課題の解決
ドローン離着陸に広いスペースは不要なため、どのような環境でも飛行させて点検できます。
高所作業車も使うことがありませんから、コストも抑えることが出来ます。
メリット6 曇りでも大丈夫
太陽光発電設備を設置のご家庭であれば、すでにご存知のとおり、太陽光発電設備は晴れ以外でも発電します。
発電量に差はありますが、光量があれば発電しますから、点検に必要なデータの収集は十分可能です。赤外線カメラが捉える温度変化も、発電電力データも発電量が少なくても、異常箇所は明確な数値になって出てきます。


最初の赤外線画像は曇天の撮影、2番めの赤外線画像は晴天の撮影です。太陽光発電パネルの設置状態もモデルも違いますが、どちらもパネルの温度の変化が赤外線カメラの画像に出ています。
太陽が当たる熱以外に発電することによる放熱があり、曇天でもパネルの位置によって温度差が発生し、異常箇所の温度上昇が現れます。
曇天時のパワーコンディショナーの発電量検査のみの場合、発電量が減少している理由を曇天にしてしまうミスが起こりやすく、パネルの異常を発見できないことが、後の事故を引き起こさないとも限りません。
曇天でも太陽光パネルの状態を赤外線カメラで可視化できるのは、ドローンならではのメリットです。
点検内容
太陽光パネル赤外線画像撮影/温度分析
ドローンを飛行させ、屋根上の太陽光発電設備の可視画像(8K写真)と赤外線画像(30万画素)を撮影します。


赤外線画像は温度分析ソフトで解析をパネル1枚1枚で実施し、パネル内での異常な温度変化がないかを確認します。

可視画像からパネル表面のヒビ割れ、溶け落ち、激しい汚れ、焼損痕などを同じく1枚1枚に拡大してチェックをします。
赤外線画像の異常箇所と、可視画像の異常箇所が一致する場合はパネル内部からの異常発熱の可能性が高く、発電電力検査の結果を照合し原因を調査します。
同時に屋根瓦に設置のタイプや、瓦形状タイプの太陽光パネルの場合は屋根の損傷状態も可視画像で確認します。

太陽光パネル設置場所以外のエリアで発見

太陽光パネル設置箇所付近で発見
太陽光以外の屋根の損傷も画像確認時に発見した箇所は、全て報告書に記載して提出いたします。
屋外配線部の赤外線検査

通常配線はすべて外部からの飛来物などからの保護のため、樹脂製の保護チューブに収めれれて配線されています。
設置のタイプによっては屋根から直接屋内に配線しているものもありますが、多くは屋根から屋外に設置された接続用のボックスまで保護チューブで配線されています。

外部からは見えないために、内部で何らかの要因で損傷があった場合や、接合部品の劣化が原因で配線途中に抵抗が発生し高温となる場合が報告されています。
通常のカメラや目視検査ではその兆候はわかりませんが、赤外線を用いた配線の検査を行えば、高温を発している場合は即座に発見されます。
接続ボックス/パワーコンディショナーの点検



パワーコンディショナーと接続ボックスの電気配線から発電状態と漏電の確認を行います。検査時点での日照度も計測し、発電量が妥当な発電量かも計算の上、状態の診断を行います。点検のため、一時的に発電電力の送電を停止いたします。
- 発電電圧検査
- 発電電力量検査
- 各配線の漏電検査
- 各ブレーカー動作確認
- パワーコンディショナーと屋内コントローラーの連動状態確認
発電電力状態検査

現在発電している電流の状態から専用の検査機器を用いて、電流と電圧の関係性に異常がないかを検査します。太陽光発電設備の回路別で検査し、設置されているパネルの枚数と発電されている電流の状態が合致しているかを確認します。(IVカーブ測定)

回路内のパネルに異常があると他の回路とは違ったカーブを描く、最大電圧が下がる、波形が乱れる等の症状が出ますが、電流だけではどのパネルが異常なのかまで判別はできません。
異常があった場合のパネル特定には、ドローンからの赤外線カメラの画像が必要になります。
各点検で得られたデータを集計し、総合的な判断を加えた後に点検報告書を作成の上提出いたします。
ご注文からのながれ
- ご提案
- お客様の困りごと、疑問点を解消するための提案を、弊社スタッフからご提示いたします。具体的な点検調査方法と、点検にかかるおおよそのお時間と概算費用をご希望に合わせて、ご訪問、お電話またはメールにてお伝えいたします。

- お見積り
- お客様のご希望内容にあわせ、点検場所のドローン飛行に関わる関係法令を調査の上、お見積りをご提示いたします。
お見積りにご納得いただけない場合は、何度でもご相談をお伺いし、新たなお見積りをご提示いたします。

- ご注文
- お見積りご提示時にご注文書をお渡しさせていただきます。点検内容とお見積り額にご納得いただけましたら、点検ご希望日をご記入の上、メールまたはFAXにて弊社まで送信をお願いいたします。
天候不順や他の点検業務とのスケジュール調整もございますので、ご希望日はお立ち会い可能な日を3日以上ご記入をお願いいたします。天候予想も踏まえて、社内で日程調整いたします。

- 点検日のご連絡
- ご提示いただきましたご希望日から、点検実施日をスタッフから電話、またはメールにてご連絡させていただきます。
その際に、天候不順の場合の予備日もご連絡させていただきますが、ご提示頂いたご希望日に添えない場合は、ご連絡の際に調整させていただくことになりますので、ご了承願います。

- 点検
- ご依頼の内容に合わせて、点検実施いたします。
点検実施日で判明する内容は、点検後に一次報告書を用いてお伝えしますが、分析が必要なデータは社内に持ち帰り、専門のソフトウェアで解析後に、正式報告書として提出いたします。

- 点検報告書のご提出
- 点検結果と分析結果を総合的に判断し、点検報告書をご提示いたします。点検結果は郵送いたしますが、内容に関するご質問やご相談はご連絡ください。ご納得いただくまでご説明いたします。ご希望の場合はスタッフがご訪問しての報告書のご提出、不具合箇所の処置に関するご雑談も無料で対応いたします。

- お支払い
- 点検報告書にお支払額の請求書を送付させていただきます。点検報告書の内容にご納得いただきましたら、請求書に記載の期日までに銀行振込にてお支払いをお願いいたします。(振り込み手数料はお客様負担でお願いいたします)

- 次回点検のご連絡
- 法令に基づき、次回の点検時期が近づきましたらご連絡をいたします。点検基準の年数間隔は設置経過年数で変わりますので、最適時期でこ提案をいたします。


先ずはお気軽にご相談ください
太陽光発電のこと
施設の点検のこと
ドローン のこと
その他のご質問等
または
Q & A
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住宅用太陽光発電の点検時間はどれくらいですか
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点検時間は設備の大きさによりますが、一般的な住宅は約2時間でドローン点検及び電気配線点検を完了いたします。
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点検で何がわかるのですか
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点検することで、太陽光パネルの故障による異常な発熱や、発電量が下がっている原因が大きなトラブルを引き起こす前触れか、長期的な使用による機器の性能低下なのかが判別できます。
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雨の日でもドローンの点検はできますか
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雨の日は航空法でドローンの飛行が禁止されております。点検途中で降雨の場合は点検を中止させていただき、別日で点検を行います。その場合の追加料金はございません。
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住宅用太陽光発電設備は定期点検しなければ罰せられますか
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定期点検を行うことが法令で義務付けられていますが、明確に罰則は定められていません。そのため、長期間点検を行っていないご家庭が大変多く存在します。詳しくはこちらのページを御覧ください。
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屋根上の太陽光発電と屋根の点検は別になりますか
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同時にお申し込みいただければ、割引サービスもございます。住宅用太陽光発電設備の点検と同時に屋根の点検もドローンで行なえます。
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赤外線カメラは家の中まで透けて見えてしまうのですか
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赤外線カメラは表面温度を感知するカメラです。そのため内側まで見ることはできませんのでご安心ください。表面からおよそ50mm程度の深さまでの温度が表面に影響し、その表面の変化を測定して可視化するのが赤外線カメラです。
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ドローンを飛ばすのに、許可が要るのではないのですか
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はい必要です。ドローンを目視しないで飛行させる場合や、人工が集中している地域で飛行させる場合などは国土交通省航空局に、飛行させる方法を申請し、許可承認を取得する必要があります。弊社はすでにその飛行させる方法を提出し、年間で場所を選ばずに飛行させる許可承認を取得しております。特別な場所(催し物会場など)を除き、お客様のご希望に合わせてドローンを飛行させることができます。特別な場所出会っても、余裕のある日程をいただければ、許可承認を取得は可能ですのでお気軽にご相談ください。
その他ご質問は、お気軽にお問い合わせページかお電話にてお問い合わせください。

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JPMA 一般社団法人 太陽光発電安全保安協会 会員 / TERS 一般社団法人 街と暮らし環境再生機構会員